孫のぴーちゃん(2歳5ヶ月)が通う保育園より、可能なら自宅での保育をお願いしたい旨の通達がありました。そこで、共働きの娘夫婦に代わって日中孫を預かり母親業をしています。子育て中のママの気持ちが分かるチャンスなので、日々ぴーちゃんのお世話を楽しんでいるところです😁
さてそんな中、ぴーちゃんと散歩中に自販機でお茶を買おうとしました。するとぴーちゃんが「リンゴジュースがのみたい!」と主張。でもあいにくリンゴジュースは売り切れていて、ぴ-ちゃんは大号泣。さて、あなたならこんなとき、親としてどんな対応をしますか?私はこうしました⬇
最初の対応
ぴーちゃんの気持ちを受け止めてから、買えない理由をゆっくり短く話をしました。
「買ってあげたいけれど、ここには売ってないの。また今度買おうね」と。
それでも納得しなかったので、「売り切れ」の文字を指さしながら、「あ・り・ま・せ・んって書いてあるよ」と伝えました。
2歳の子どもに「売り切れ」という言葉は理解がむずかしいからです。
それでも納得しなくて泣き続けるぴーちゃん・・・
次の対応
言ってダメなら、売り切れていることをぴーちゃんに体感させて納得してもらおうと考えました。
そこでぴーちゃんに小銭を渡し、自分でお金を入れて、リンゴジュースのボタンを押させる作戦を決行。
意識を他に向けることで気が紛れて、興奮状態からトーンダウンさせることができます。
トーンダウンすればこちらの話に耳を傾けやすくなるというプチテクニックです。
話を戻しますね。
売り切れているのですからリンゴジュースは出てくるはずもなく😅
そこですかさず
「リンゴジュース出てこないね。今日はここにはないんだって。お茶にする?」
と聞くと、ぴーちゃんは納得してお茶を選びました。
ここでのポイントは2つ。
①売っていないことを体感させたこと
②それによりぴーちゃんの気持ちがトーンダウンしたので、ただ「お茶にしよう!」と伝えるより提案を受け入れやすい状態にしたこと
の2点です。
大きく分けて2パターンの対応の仕方があります
いつもなら上記の方法はおススメですよ~と書くところですが、
子育て経験により、この方法で納得できる子と、そうではない子の2通りのお子さんがいます。
そうではない子のときは、とにかくその場から早く離れるのが鉄則です。
ぴーちゃんは非常に慎重派で自分が納得できないと動けないタイプ。
だから上記の方法が合っています。
もしぴーちゃんが納得できる対応を私がしなかった場合、その場を離れても自分の想いが満たされず、かえって固執して号泣し続けていたはずです。
一方、私の長女は完全に後者のタイプ。
話をして納得させるより、その場を速攻で離れて気持ちをそらした方が長引かないタイプでした。(号泣が長引くのは親としてキツイですよね。世間の目もあるし💦)
さて、あなたのお子さんはどちらのタイプでしょうか?
もし分からなければ、両方のパターンを試してみると「うちの子はこっちのパターンの方が、事態が長引かない!」と分かってくるはずです。
このように子育ての悩みは、我が子の本質を良く見ることで解決することがたくさんあります!
ネットの情報に頼るのも1つの方法ですが、
自分で仮説を立て、実行して、うちの子にはこれが合う!ってわかると、思わず「やった~!!!」ってなりますよ😊私も子育て中はその繰り返しでした。(当時ネットが普及していなかったというのもありますが💦)
対応の補足
前者のパターンのお子さんは、筋道を立てて話すことで納得するタイプですから、事が起きる前に、きちんと説明しておくのも効果的です。
後者のパターンのお子さんは、号泣の原因となっているところから一刻も早く離れて、気分転換したり、別の話題(例:これから公園に行こう!など)を提供することによって、固執している物や事を忘れさせると号泣が長引きません。
また、子どもは長く泣き続けていると、子ども自身も泣いている理由が分からなくなります。
すると事態は悪化して更に号泣が長引く・・・という最悪パターンになりかねません💦
素早く対応をして、号泣を長引かせないことも子育てのテクニックの1つですよ😊