お子さんに「幼稚園行きたくないの。ママと一緒にいたいの」と朝泣かれると、どう対応したら良いのか分からないというママは少なくないと思います。
そこで今日は、そんなお子さんの性格を分析した上で、対応の仕方をお伝えしたいと思います。
まず1番にすることは「どうしたの?何かあったの?」とお子さんの目線の高さまで腰を下ろして、優しい声で理由を聞くことです。
優しい声で・・・とあえて書いたのは、「なんでそんなこと言うのよっ」とファイティングモードで聞いてしまうと
「ママは自分の話に耳を傾けてくれない」とたちまち心を閉ざして、自分の気持ちを話してくれなくなるからです。
お友達とケンカをしている、給食の時間が辛いなど行きたくない理由を話してくれた時には「話してくれてありがとう」と伝え、一言担任の先生に伝えてください。
お子さんの様子を気にかけてくれたり、あるいは話し合ったり、何かしらの配慮をしてくださると思います。
今日はこれといった理由が見当たらないのに、行きたくないと言われた時を想定して話を進めますね。
「ママと一緒にいたい」と言うお子さんは、これまでの私の経験上、優しいお子さんが多い傾向にあります。
そしてそのママも優しかったりするんです。
だからママまで切なくなってウルウルして、
ママの気持ちを察したお子さんもウルウルして・・・
お気持ちは分かりますが2人でウルウルしていたら収集がつかないので(笑)、
この状況を打破するために3つの提案をしたいと思います。
その1. 鉄板ですが、まずはお子さんをギュ~とする
この時に言葉をかけすぎるとお子さんのウルウルが更に加速するので「幼稚園に行きたくないんだ~。」と一言伝えてギュ~。まずは受けとめます。
お子さんが落ち着いてきたところで下記のように話します。
「ママも〇〇ちゃんと一緒にいたいよ。だけどママも○○(仕事とかお料理などの家事とか)を頑張るから、〇〇ちゃんも幼稚園楽しんできて。2時になったら必ずお迎えに行くから、幼稚園の楽しかったことをママに教えてね。(あるいは、帰ってきたら〇〇ちゃんの好きなおやつを食べようね等々)」
優しいタイプのお子さんに必要なのは「安心感」
だから先の見通しをきちんと話すことで、お子さんは安心して幼稚園に行けるというわけです。
落ち着いた後の「大丈夫、大丈夫」もおススメです(*^-^*)
背中をさすりながら、太陽のように、ひまわりのようにニコニコしながら、どっしり構えて言うのがポイント!
ママに明るく大丈夫大丈夫と言われたら、お子さんも『本当に大丈夫かも!』という魔法にかかります(*^-^*)
その2. 小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
優しいお子さんの中には、優しいがゆえに自分に自信が持てない子もいます。
そこで小さな成功を積み重ねて、自信をつけることが効果的になってきます。
高い目標ではなく、ちょっと頑張ればクリアーできる目標を作り、クリアー出来たら褒めて、またちょっと頑張ればクリアー出来る目標を作る。
自信がついてくると、自然に幼稚園も楽しくなるものです。
ぜひお試しくださいね。
その3. 行事前は意識してコミュケーションを増やそう!
これといった原因がない前提で話を進めてきましたが、行きたくないと言う時期が行事前だったりしませんか?
行事前は確かに落ち着かない雰囲気が園に漂いますし、緊迫した練習が辛かったり、頑張ることに少し疲れてしまうお子さんもいます。
優しいタイプのお子さんは真面目な子も多いので、練習も一生懸命励んでいるはずです。
そこで行事前は親子のコミュニケーションを特に多く図ることをオススメします。
「練習がんばってるね~」と言いながらギュ~としたり、お子さんの好きな遊びを一緒にしたり、気分転換にお料理やお菓子作りをするのも良いですね!
以上です。
「幼稚園に行きたくない」とシクシク泣かれて、対応にお困りのママの参考になったら幸いです(*^-^*)