学童の先生をしている友人が「節分」について準備した資料をご紹介しますね‼
もっと早くアップ出来れば良かったのですが、今からでもお子さんや生徒さんへの説明のお役に立てれば幸いです。
続きを読む 学童の先生が準備した「節分」の資料をご紹介します
今日は勤務する保育園の生活発表会でした。
生活発表会とは劇や合奏、ダンスなどを園児が披露する会です。
担任をしている1歳児クラスでは名作「てぶくろ」と「ぱんだちゃん」の手遊びを披露することになりました。
生活発表会に向けて、園児が本番に最大限の力を発揮するためにはどうしたら良いのかをずっと考えていた私。
そのための下準備として、
続きを読む 園児が最大限の力を発揮するために、保育士の私がしたこと
今日は保育園の連絡帳についてです。
ブログを通して知り合った保育士さんから、連絡帳を書くのが苦手なのでコツはありますか?と質問されました。
私は文章を書くことを大の苦手としています。毎回のブログも文章がまとまらず、どれだけ時間をかけていることか。。。(´;ω;`)
でも保護者と直接やりとり出来る機会なので連絡帳を書くのは大好きなんです。
好きというだけなので参考になるか分かりませんが、私が連絡帳を書く時に気を付けていることを書きますね。
保育士さんだけではなく、みなさんにも「こんな感じで書いているのね~」と知っていただく機会になったら嬉しいです。
本題に入りますね。
連絡帳を書くのは園児のお昼寝中です。
でもお昼寝中は0歳児なら5分おき、1、2歳児なら10分おきにブレスチェックや寝ている向きを確認して書類に記入したり(うつぶせ寝は禁止)、途中で起きる子もいるので作業の手を止めてトントンすることだってもちろんあります。他には膨大な量の書類を書いたり、次の保育の準備や今なら運動会の衣装作りや親子競技の準備など、とにかくやるべきことが満載なんです。
だから連絡帳だけに多くの時間を費やすわけにもいかないのが実状です。そこで時間との勝負になります。
送迎の時に保護者と話すことも出来ますが、保護者の中には育児日記のように連絡帳を大事にされている方もいらっしゃいますし、家に帰るまで待ちきれず、外に出た瞬間に連絡帳の返信を見ると仰る保護者もいらっしゃいます。そこまで楽しみにしてくださっているのを聞くとこちらも力が入ります。
さて、文章に苦手意識のある私ですが、連絡帳を書く上で気を付けていることが5つあります。
・保護者が書かれた話題には必ず返信で触れる。
→保護者は先生に聞いてもらいたくて書いています。ですから保護者の喜怒哀楽に共感してそれを言葉にします。例えば「子どもが〇〇が出来るようになりました」と書いてあったら「〇〇ちゃん、すごいですね!園でも〇〇が出来るようになりました」と、ママの感動の気持ちに共感した上で保育園での姿もお伝えします。
又、「〇〇で困っています」というお悩みには、連絡帳に書ける範囲でお応えしています。
保護者の悩みが園児にとってハードルが高いことだったら「1歳はまだ〇〇な時期なので、徐々に出来るようになると良いですね。保育園でも出来るように促していきたいと思います。」と、子どもには年齢に応じた発達段階があることもお伝えします。
・保育園での様子を書く
→保護者が知りたいのは1日どう過ごして、我が子はどうだったのかということです。そこで「今日の活動は○○をして、園児の反応は○○でした。」と園児の反応を細かく書いたり、その時に園児が発した言葉を書いています。
昨日は保育園のプール最終日だったので「プールが始まった頃は怖がっていた○○くんでしたが、今日はプールに座り込んで足をバタバタさせたり、水しぶきがお顔にかかっても気に掛ける様子もなく、プール最終日を満喫していました!」と成長振りを書きました。保護者が「あんなにプールが嫌いだったのにこんなに成長したのね」と安心感を抱いたり、お子さんの成長を感じる機会となるように書くことが大切だと思います。
・マイナスなことで連絡帳を決して終わらせない
→「今日は〇〇が出来ませんでした」「今日はご機嫌が悪くて泣いてばかりいました」というようにマイナスのイメージで終わってしまったら、それを読んだ保護者は不安しか残りません。それでしめくくる保育士はいないと思いますが、もし書くとするなら「〇〇は出来ませんでしたが、○○なアプローチをしたら興味を示してくれました」「午前中は疲れからか泣くこともありましたが、お昼寝後はいつもの元気な笑顔を見せてくれました」など、保護者の不安を決してそのままにしない書き方を心掛けています。
それから良くあるのは登園児に保護者と離れたくなくて園児が泣いてしまう場面です。そんな我が子を見ながら保護者は後ろ髪引かれる思いで園を後にすると思います。ですから「登園時は泣いていた〇〇ちゃんでしたが、しばらく抱っこしていたら落ち着きました」とか「登園時は泣いていましたが、お部屋に入るとちゃんと気持ちを切り替えてお友達とブロックで遊んでいました」というように保護者の不安が払拭されるように、その後の様子をお伝えしています。
・保護者は知らないであろう姿を書く
→子どもは家と保育園での様子が違います。
・・・と書くと「え~」という声が聞こえてきそうですが(笑)、どういうことかと言いますと、保育園ではみんなとても良く頑張っているんです。家で座ってご飯を食べないという子でも保育園では座って食べますし、ズボンの着脱をパパやママにやってもらっているという子でも保育園では自分でやります。
どうして家と保育園での様子が異なるかと言いますと・・・保育園で頑張った分、家ではパパやママに甘えて、出来ることも出来ないと言ってみたり、自分で食べられるのに食べさせて~と言って、精神的なバランスをとっているからです。頑張ってばかりいたらいつか爆発しちゃいますからね。だから、家と保育園での姿が違って当然ですし、むしろそれで良いと思っています。
話を元に戻しますね。「保育園ではこんなに頑張っていますよ」と保育士にしか分からない姿を連絡帳に書くことで、お子さんの違う一面を知ってもらう良い機会となります。
・私が工夫していること
→連絡帳を何冊も書くのでこの姿を保護者に伝えたい!と思ったことをキーワードだけメモしておきます。園児から目が離せないのでメモすら取ることも難しいのですが、大人数の連絡帳を書くときにはとても役に立ちます。
「連絡帳の書き方」の研修に参加したことがあるのですが、その講師・赤羽博之(あかばねひろゆき)先生が「連絡帳で大変なのは、誰がどのような反応だったかを思い出すことなので、メモを取っておくと良いですよ」と話されていました。やっぱりメモは有効的な手段のようです。赤羽先生の「伝わる文章の書き方」の研修は、文章が苦手な私にどんぴしゃの内容だったので、連絡帳が苦手な保育士さんにお勧めです!!!
以上です。
連絡帳を書くテクニックも必要かもしれませんが、それ以上に大切なのは園児を良く見て、保育園での姿を保護者に伝えたい!!!という気持ちだと思います。
連絡帳が苦手な先生に少しでもお役に立てたら嬉しいですし、みなさんにもこんな思いで保育士が連絡帳を書いていることを知っていただけたら嬉しいです。
「夏休み中子どもに怒ってばかりいます」
「1日中子どもを怒っているから疲れました」
「幼稚園や学校がどれだけありがたいのかが良く分かりました」
これらは先日のひよこ親子教室でママ達から出た言葉です。
とにかく怒ってばかりで疲労困憊といった感じでした(>_<)
イライラするママたちの気持ちは痛いほど分かります。宿題を早くやってほしいのに遊んでばかりいたり、兄弟喧嘩は朝から絶えなくてギャーギャーうるさいし、朝昼晩1日中ご飯を作ってばかりだし・・・確かにイライラしたくもなりますよね!!!
その気持ちに共感出来る一方で、夏休みは1ヶ月も残っているのにママたち大丈夫かな・・・
私に何か出来ることはないのかな・・・
そんなことを考えながら話を聞いていました。
その日の晩、学童に勤めている友人からこんなメールが来ました。
「毎日学童に来ている子の中には先生のお膝の上に座ったり、手を繋いで歩いたりする子どもがいるんです。先生に心を許してくれているのは嬉しいけれど、先生がしてあげてこんなに喜ぶのだから、お父さん、お母さんがしたらもっと喜ぶんだろうな~と思います。子どもたちは小学生だから親御さんの忙しい姿を見ると、スキンシップをして欲しくても遠慮する子がいるのかもしれません。でも実際は小学3年生位までならスキンシップを求めてくるし、してあげると喜びます。大袈裟なことではなくて良いので、ほんの少しの時間でいいから手をつないでお買い物をしたり、ぎゅーとしてあげる時間が必要なのだと思います。」
私はこのメールを見て『答えはこれだ!』と思いました。
せっかく親子でコミュニケーションが図れる長期のお休みなのに、怒ってばかりでスキンシップが足りていないことはありませんか?
もしかしたらイライラするあまりにスキンシップがゼロというご家庭もあるかもしれませんね。
8月1日のブログにもアップしましたが、ママにだっこされた姿は1歳でも2歳でも、3歳でも園児でも、小学生でもみんな笑顔でした。こんなに嬉しいものなのかと改めて思い知らされたんです。
先日、子育ての相談を受けました。その時の私のアドバイスは
「一緒に食事をしたり、一緒にお風呂に入ったり、一緒に川の字で寝ることをこの夏休みにしてください。今回受けた相談の直接的な解決策にはならないかもしれませんが、お子さんが安心感を得ることで本来のお悩みを解決することが出来ると思います。」ということでした。
すると後日、相談者から「お風呂と添い寝は効果抜群でした!」というご報告をいただいたんです。
このアドバイスは小さいお子さんだけではなく、小学3年生位までのママたちにもお伝えしていて、同様の嬉しいご報告をいただいています。(それ以降のお子さんだとスキンシップを本当に嫌がるお子さんもいるので要注意です)
やっぱり親子のコミュニケーションは大事なんです!!
もっと言うと親子のスキンシップが大事なんです!!
スキンシップをするとお子さんはもちろん嬉しいです。ホッとします。安心感も得ます。自分はママから愛されてるという確信も得ます。本当に良いことしかないんです。小学3年生位までならスキンシップをしてマイナスになることはないんです。
お子さんの情緒が安定して、ママご自身もイライラがトーンダウンする効果もありますので、是非この夏休みにお試しいただければと思います。
子育てがより良い方向に向かうように応援しています!