年中さんのお子さんを持つ友人がこんな小言を言っていました。
「最近息子がパパを馬鹿にしたり、パパの言うことを聞かなくて困ってるのよ~」
私はすかさず聞きました。
「〇〇さん(友人)はパパを馬鹿にするようなことは言ってないの?」
友人「言ってる(;^_^A」
私「それが原因だよね」
友人「・・・」
私「〇〇さんが子どもの前でパパの悪口を言ったり、馬鹿にするような態度を取れば真似するに決まってるでしょ~(-_-;) 私は自慢じゃないけど(いや自慢です。笑)、子どもたちの前で主人の悪口は1回も言ったことがないし、生活出来るのはパパのお陰だと小さい頃から言って聞かせてきたよ。だから子どもたちも主人の悪口なんて言わないし、ましてや馬鹿にすることもないよ。もしそんな態度を主人にしたら猛烈に怒るわ。」
友人「(神妙な面持ちで)そうかぁ~。私が原因だったのね・・・これから気を付けなきゃ。」
私「いくらでもやり直しが効くから大丈夫!!気付いたときから直せばいいんだから!」
その後友人がパパへの態度を改めたかは、まだ日が浅いことから聞いていません。
もし改めたとしたら、それに伴ってお子さんも変わっているはずなんですけどね。
どういうことかと言うと、お子さんを変えたいと思うなら、まず大人が変わらないといけないし、大人が変わればお子さんも変わるということなのです。
例えば親が挨拶をしないのに、お子さんに「挨拶しなさい」と言ったところでなんの説得力もありませんよね。でも親が普段から気持ちの良い挨拶をしていればお子さんは自然に挨拶を学んでいきます。
お子さんに「片付けなさい」と言っても、家の中が散らかっていたらお子さんはきれいにする術を知らないですし、やっぱり説得力に欠けます。でも大人が家をきれいにしていれば、きれいなことが当たり前になるのでお子さんも片付けることを覚えます。
お子さんに多くの要求をしてしまうママがいたら、お子さんにあれやこれやと望む前に、ご自身はどうなのかと一瞬立ち止まって考えてみてくださいね。一瞬立ち止まることが出来たら、その時点で少なからず頭がクールダウンしているので、お子さんに対する要求もそう多くはならないはずです。是非お試しくださいね。