保育園で1歳児クラスの園児と一緒に昼食を食べたときのことです。
その日はいつもより早く食べ終わって、笑顔が絶えなかったんです。
私が意識したことは1つ。
楽しい雰囲気の中で食べること
これだけです。
でもこれが想像以上の効果だったので、
食事をする上で大事なことだと改めて思いました。
楽しい雰囲気の具体的な内容をお伝えしますね。
・先生である私がすっごく美味しそうに食べる→園児は私が食べている物に確実に興味を持ちました。
・「先生ブロッコリー食べるから一緒に食べる人~」と明るく誘う。→ブロッコリーが嫌いでも食べてみようとする意欲につながりました。
・「先生の野菜の入っているお皿、ピカピカになったよ!」と食べ終わったお皿を逐一園児に見せる。→自分もピカピカにしようと食べ始めた。
・とにかく美味しい美味しいと言いながら食べる→園児は苦手な物も『もしかしたら美味しいかも』と思ってくれて手をつけていました。
・野菜が苦手な園児が少しでも頑張って食べていたらすかさず「○○ちゃん野菜食べたんだぁ~。すごいね~」と明るく元気に声をかける→園児の顔がパーっと明るくなってうれしそ~うにしていました。
・一生懸命食べおわった園児に「よく食べたね~」と言ってギューとした→園児は今まで見たことないような最高の笑顔になりました。
以上が楽しく食事をするために私がしたことです。
1つ1つは大したことではないけれど、
これを実践しただけで、いつも苦手な物を目の前に辛そうなお顔をしている子がパクパク食べて、
普段は食べ終わるのに時間がかかる子が、いつもより圧倒的に早く食べ終わって、
食べ終わったあとにみんなが笑顔で、
その後のお昼寝も寝付きが良くて
というのを目の当たりにしたので、
食事を楽しい時間にすることがこんなに大切なことなのだと実感した強烈な出来事となりました。
我が子にそんなこと出来ないよ~というママは、保育士モードになってみるというのはいかがですか?
食事の時だけママが先生を演じるのです。
そうすると圧倒的に褒めやすくなりますし、お子さんを客観的に見ることが出来るので、食事の時のイライラが減るはずです!
是非お試しくださいね!