1歳10ヶ月の孫のぴーちゃんの自己主張がかなり激しくなっています。
子育ても終えて保育士をやっている私ですから『それだけ心が成長した証しなのね~。』と余裕でいられますが、初めての子育てママだったら困惑しますよね💦
そこで今日はお子さんが自己主張をしている時の心の内と、その対策をお伝えしますね。
ぴ-ちゃんが我が家でご飯を食べていた時のこと。
ご飯を食べながら遊び始めたり席を立ったので、何度か注意した上で食器を下げました。
それが気に入らなかったぴーちゃん、ご近所中に聞こえるような甲高い声で「キャ-」と4回絶叫したのです。
我が家は一軒家だからそこまで気になりませんが、マンションだったら、たまったものではありません。
一体何事かと思い、顔を出したのが同居中の義母。
「食べあそびをし始めたから食器を下げたんです」と伝えると
「どこでそんなこと覚えてきたのかしらね」と。
深い意味はなかったのかもしれませんが、ぴ―ちゃんが通っている保育園にそういう子がいて真似しているとでも言いたそうな雰囲気でした。(深読みだったらお義母さんごめんなさい💦)
でも事の本質はそんなことではないし、100歩譲って例えそうであったとしても、保育園の子は何も悪くない。
だから丁寧に説明をしました。
1. 2歳前後は思い通りにならないと癇癪(かんしゃく)を起こす。それは、少なからず子どもが通る道であること
2. 言葉で「まだ食べたいよ」と上手に説明出来ないから癇癪を起こす。もう少しおしゃべりが上手になると、こういったこともなくなること
3. 例え保育園でそういう子がいたとしても、子どもは面白いこと、興味のあることを真似したがるものだし、一過性のことだから心配ないこと(ウンチだ、おっぱいだと面白がって言うのも同じことですね)
4. 保育園でがんばっている分、家では自我が出やすいこと。
5. いつもいつもがんばっていたら心が疲れちゃうから、自分の気持ちを吐き出す場があることは非常に大切であること
・・・とまぁ、かなりくどい説明ですが(笑)、切々と伝えました。
「そうなのね。昔の子なら食べ物を下げられたらイジイジしてたけど、今の子は違うのね」という反応だったので、
恐らく義母は私の説明に納得はいっていないと思いますが(笑)、話はここで一旦終わりとなりました。
でもこれには続きがあるのです!
この直後、義母が海苔を持ってきて、食べ残したご飯を巻いてぴーちゃんに渡すと・・・
ぴ-ちゃんは満面の笑みに。
どうしてぴ-ちゃんが満面の笑みになったのか分かりますか?
決して海苔が食べたかったわけではないんですよ!
海苔を見たことで怒りを忘れ、目の前のことに惹き付けられたから、気持ちを切り替えることが出来たんです!
その後ぴ-ちゃんは何事もなかったかのように食べ続け、完食しました。
ぴ-ちゃんが自己主張をした時、いつもなら笑ってやり過ごせるし、他のことで気を紛らわせて、ご飯に集中させることが出来るのに、今回はそれが出来ない自分がいました。
保育士でありながら視野が狭くなっていたことを猛省💦
90歳の義母の気の利いた行動のお陰で、事なき得たのでした。
このように、子どもが自己主張をしている時は上記の1~5のような心情でいます。
その対策ですが
自己主張のために絶叫しすぎたり、泣きわめきすぎると、子ども自身も何に対して怒っているのかがわからなくなります。
そんな時にあれこれ言っても刺激を与えて益々ひどくなるだけです。
そんな時はしばらく様子を見て、お子さんの気持ちが落ち着いたところで他の提案をすると、案外あっさり受け入れてくれます。
大事なことだからもう1度書きますが、お子さんが落ち着いてからの他の提案ですよ!
タイミングを見誤ると、火に油を注ぐことになるので要注意です💦
お子さんの自己主張の強さにお困りのママのご参考になれば幸いです(*^-^*)