保育の現場から「 園児の体調の変化の見極め方」

猛暑が続いていますね。

 

ベビーカーで14時~16時まで出掛けていたお子さんが熱中症になったというニュースを先日見かけました。

 

子どもってさっきまで元気だったのに、具合が悪くなるのはあっという間なのでびっくりしますよね。特に低年齢であればあるほど急に具合が悪くなるので要注意です。

 

ひよこでも保育園でもお子さんの体調変化にすぐに気付くことは保育士の仕事の1つです。

 

では保育士はどういう場面で園児の体調変化に気付くのかを箇条書きにしますね。

 

・顔色(いつもより青かったり、ニコニコしなかったり、目がトロンとしていると会った瞬間に『あれ?具合が悪いかも・・・』と思います。)

 

・身動きをしない(だるいのでしょうね、あまり動かなくなります)

 

・食慾がない(『いつもより食べないなぁ』と感じて熱を測るとあったりします。例えこの時点でなくても、お昼寝後に熱が高くなる子もいます)

 

・ウンチの緩さ(健康のバロメーターですね!)

 

・抱っこした瞬間の肌の熱さ(私はこれですぐに気付きます。洋服越しでも分かりますし、手を繋いだ瞬間でも分かります。園児の平熱は担任なら把握していますし、担任ではなくても平熱の高い、低いは分かっているので判断材料になります。ひよこのお子さんの体温の高さは出席シールを貼る時に、私の膝の上に来た時に分かります)

 

・保育園では早番専門で勤務しているので、園児の登園の受け入れをしています。その際には園児にキズや湿疹はないか、目の状態(目やに、涙、結膜炎等で赤くなっていないか)、鼻水や咳の有無などを目視します。そして気になる点、例えば傷があるときは、いつ、どのようにして出来た傷なのかを保護者に確認をして、担任の先生に報告をします。登園時に少しでも体調が悪い時は1日気にかけながら保育をします。(体温を普段より多く測る、水分を多めに摂らせるなど)

 

以上です。どれも当たり前のことばかりですが、普段からお子さんを良く見ていること、抱っこをしたり、触れ合いながら遊んでコミュケーションを図ることが早めに気付くポイントとなります。

 

体調の変化に早く気付けばその分早く対処が出来て、可愛いお子さんの体調を悪化させずに済みますので、ご家庭でも参考にしてくださいね。

 

保育士にとっての当たり前が子育て中のママにお役に立てたら嬉しいです♡


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