できないことへの悔しさから泣いたお子さんへの対応

先日行ったダンスイベントの最中、上手く踊れない悔しさから泣いてしまったお子さんがいました。

≫ストリ-トダンス世界大会優勝者引山貴大さんとダンスを楽しもう!開催報告

ママは周囲を気遣ってお子さんとスタジオの外へ。

私も心配で様子を見に行くと、お子さんは悔しさが溢れて泣き止まず、ママが何を話しても聞く耳を持つ状態ではありませんでした。

こんな時、お子さんが落ち付かないと話が前に進まない。

せっかくの機会なので、ママにもダンスを楽んでもらいたい。

そこでママには先にスタジオに戻っていただいて、私に対応を任せてもらいました。

その後、お子さんはある経過を経て、最後はニコニコ笑顔で「楽しかったー」と言うまでになりました。

さて、私はどのような対応をしたのでしょうか?それをご紹介したいと思います。

こんな時につい言ってしまいがちなのが「どうして泣くの?」とか「もっとがんばりなさい」などの言葉たち。

悔しくて泣いているのですから、追い打ちをかけるような言葉掛けをすると、気持ちのやり場がなくなってお子さんはもっと追い込まれてしまいます(>_<)

そこで「できなくて悔しかったね」と静かに、穏やかな口調を意識して声を掛けるとぴたっと泣き止みました。まずは悔しかった気持ちを受け止めることが大切なのです。

泣き止んだけれど、気持ちの切り替えにもう少し時間が必要だと思って次の提案をしました。

「スタジオに戻る?それともしばらく外からみんなを見てる?」

すると「外から見たい」と本人が選択したので一緒に外に出ました。

二択にしたのはお子さんが選びやすいから。泣き過ぎて本人もどうしたら良いのか分からなくなってしまった時にも選びやすいのです。また、外を選択肢の1つにしたのは、外の空気を吸うことで気持ちの切り替えが、室内よりも早く出来るから。保育園でもいざというときには園児とベランダで数分間外の空気を吸ってから部屋に戻ることで、効果絶大でした。

しばらく窓の外からみんなが踊る姿を見ていると自然に体を動かし始めました。

 

気持ちが切り替わってきた証拠なので今なら答えられると思って「さっきはどうして泣いたの?」と聞くと

「横のステップが難しかったから」と泣かずに自分の言葉で言うことができました。

確かにこのステップはただのサイドステップではありませんでした。

後ろにクロスを入れたステップで、このお子さんには少し難しかったようです。

「そうだったんだ~。確かにあのステップは難しかったよね!」と伝えた後、後ろにクロスをしない普通のサイドステップを教えるとすぐに出来ました。

「うわぁ~できたね!」と褒めるとニコニコ笑顔に!

目標が高すぎるとなかなか達成出来ず、子どもの心が折れてしまいがちですが、少し頑張ればクリア-できる目標を提示して、クリア-できると子どもの自信につながります。そして再び少し頑張ればクリア-出来る目標を提示してクリア-していく。これを繰り返していくと、いつの間にか高い目標がクリア-出来てしまいます。今回もその理論で対応しました。

ここですかさず「どうする?ここにまだいる?それともスタジオに戻る?」と聞くと「戻る!」と元気な答えが返ってきました。

そこでスタジオに入る直前に向き合って、手を取って、目を見て伝えるべきことを伝えました。「出来なくて泣いたらもっと分からなくなっちゃうよ。だから泣かないでやろうね。できるかなぁ?」

すると「泣かないでやる!」と言い切ったのでスタジオに入りました。

この言葉を最初にママとスタジオを出た時点で言ったとしても、残念ながらお子さんの心には届きません。

なぜなら、悔しかった気持ちを受け止めてもらっていないからです。

気持ちを受け止めてもらえた

→サイドステップができた

→自分でスタジオに戻る決心をした

これらの経過があるからこそ、心に響く言葉なのです。

同じ言葉を伝えるにも、タイミングが大事だということがお分かりいただけるかと思います。

スタジオに入ってから、もう1つ配慮しました。

このお子さんは最初、講師の引山さんから少し離れた場所で踊っていたので理解しづらい状況でした。そこで今度は引山さんの斜め後ろに立ってもらい、引山さんの足下が見える位置で踊ってもらうことに。

この後は泣かずに最後までがんばり、冒頭に書いたように終わる頃には笑顔になっていました。

 

以上が私が行った対応です。

ママにも私の対応とお子さんの反応を全てお伝えした上で「お子さんは褒めて伸びるタイプですよ」と付け加えました。

お尻をたたいて伸びるお子さんもいますが、このお子さんは褒めて伸ばしてあげたいと常々思っていたので、ここで改めてお伝えしました。

 

ママに私の対応をブログで紹介しても良いか確認をしました。

「子どもに泣かれると、受け止めなきゃと分かっていても、どう対応したら良いのか吹っ飛んでしまうんですよね。だから(みなさんのためにも)ブログでアップしてください」と仰っていただきました。ご快諾いただいてどうもありがとうございました。

思うように出来なくて自分に腹が立って泣いてしまうことは、お子さんなら良くある話です。

そんな時にどんな対応をすれば良いのかを頭の片隅に入れておけば、ママたちも咄嗟の時に対応出来ると思ったので今回ご紹介させていただきました。

今回のポイントは

大人が一歩引いて、落ち着いて対応することです。

そこが難しいのよ~という声が聞こえてきそうですが、そうすることが解決の近道なので、心掛けてみてくださいね♡


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